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Tシャツの生地を買う(4)伸縮率 [Tシャツの生地を買う]

伸縮率とは伸びの善し悪しのことです。

普通にTシャツ用の生地を選べば何の問題もないのですが、
それ以外の生地のチェックポイントです。

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 ・伸縮率の低い生地・・・頭が通らない

ポロシャツでよく見る「鹿の子編み」と、ファスナー開きのトレーニングウエアでよく見る「ジャージ」はTシャツに出来ません。伸縮率が低いので、首にちょうどいい衿ぐりにすると頭が通りません。そのため、ポロシャツは短冊開き、トレーニングウエアはファスナーあきになっています。

 ・伸縮率の高い生地・・・シルエットが崩れる

リブ、フライス、テレコなどのゴム編みの生地はとてもよく伸びます。普通の型紙で作るとゆるみが多すぎてシルエットが崩れます。ワンサイズ小さい型紙、もしくは伸縮率の高い生地専用の型紙を使って下さい。また、裁断や縫製が難しいので、初心者は避けた方が良いと思います。

フライスは本来下着用の薄く柔らかい生地ですが、このごろTシャツ用の中肉の生地「強撚フライス」を見かけるようになりました。

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 ・ネットショップで生地を買う時

伸縮率の表示はとくに規格はなく、感覚的です。5段階で表示しているところが多いようです。動画で生地を引っ張って見せているところもありますが、どのくらい力を入れているのかが分からないので、努力は認めますがやっぱりわかりません。「Tシャツ向き」と表示されていても、Tシャツも色々なタイプがあります。ネットショップで思い通りの生地を手に入れるのはなかなか難しいようです。

ただ、現状では生地屋さんの実店舗が少なく、ニット生地を扱っている店も少なく、扱っていても取扱量がすくないので、商品量の豊かなネットショップはとてもありがたい存在であることは確かです。

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